1. 暗記から使える英語へ

英検対策クラスは、名前の通り、英検に合格するためのクラスです。英検で出題される問題の多くは『解き方』を知っていれば、単語の意味を100%理解できなくても解けることが多いです。

しかし多くの人はそういった裏技を知らないので、とにかく暗記をする、効率の良くない勉強をしてしまいます。

ここでは、その裏技の使い方を教えながら、語彙力も伸ばしていくので、短期間で効果的に点数を上げていきます。

また実際の問題に慣れるために、過去に出題された問題もたくさん解いていきます。本当の問題に慣れた状態で試験に向かうため、緊張せずに本番のテストを迎えることができるでしょう。

英検一次試験合格への道

1-1. 単語・熟語・文法

まず最初に出題されるのは、4択の単語問題です。単語の問題と聞くと、単語帳を準備して、とにかく色々な単語を覚えようと思うかもしれません。

しかし実際に出題される問題のほとんどは名詞と動詞です。

この名詞と動詞を重点的にやるべきだということを知っているだけでも、対策の仕方が大きく変わるでしょう。

また前後の文章や、時には単語の印象さえも、答えを導き出す上では重要なヒントとなります。

これ以外にも存在する、問題を解く上でのヒントを覚えているだけで、英検の単語問題の難易度はとても下がります。

1-2. 長文穴埋め

長文の穴埋め問題は、名前の通り、長文に含まれている()の中の単語を当てる問題となります。

これも4択問題で、1-1で学んだ力を使うことができます。前後の文章が100%分かっていなくても、大体の話の流れを掴み、想像することができれば、中に入っている単語を予想することが可能です。

現段階で長文穴埋めが苦手な人は、大きく2パターンに分けることができます。

1つ目は「正しく英文解釈できない」場合です。この場合には、どんなに時間をかけても解くことができません。その場合には前後の文脈把握をする練習が必要になってきます。

2つ目は「時間が足りない(時間を無視すれば解ける)」場合です。時間をかければ解けるが、素早く解けない場合には、読解のスピードを上げる練習が必要になります。

1-3. 長文読解

長文問題を解くために、文章の全てを読む必要はありません。文章全体を「読む」のではなく、文章全体から「探す」という意識を持つことが大事です。

先に文章を読んでから、問題文を『読む』と、再び問題文を確認しに戻らなくてはいけないことがほとんどです。

長文読解のコツは先に問題を読み、選択肢の文章と同じ意味だと思われるもの内容を『探す』ことです。こうすることで、あらかじめ文章から探すものを知っているため、かなりの時短になります。

また、長文問題の順番は文章の順番通りになっているため、文章を全く読んでいなくても、大体どこに答えが隠れているか予想することもできます。

1-4. ライティング

多くの人が一番難しいと感じるライティング。でも実は一番点数が取りやすい項目です。なぜなら自分の知らない表現は避けられるから。

ライティングの評価基準には内容、構成、語彙、文法の4項目があります。

ミスがあるとそれぞれの項目から点数が引かれます。
→「ミスをすればするほど減点される」のです。

ということは、高得点を取りたければ
→「ミスをしなければ良い」のです。

ここまでに紹介したコツの他にも、それぞれの項目で点数を取ることを簡単にする方法があります。

知識を詰め込むことよりも、まずは「解き方」を理解することが、合格、そして高得点への1番の近道になります。